診療画像検査法
腹部超音波検査の実践
 
監  修:中村實 (社)日本放射線技師会会長
指  導:河野 親夫(土岐市立総合病院院長)
     松波 英一(松波総合病院院長)
     山田 實紘(木沢記念病院院長)
著  者:金森 勇雄
     畑佐 和昭 他



■A4判・並製・カバー ■290頁
本体価格 7,500円(税別)
2000年10月31日発行
ISBN4-900770-91-4
 
超音波検査の入門書として、 基本となる超音波の性質、 解剖図譜、走査手技、 造影剤の解説をはじめ、 日常検査業務に際し遭遇する 代表的な症例画像を記載。

 診療放射線技師も法的に超音波検査分野業務の一端に位 置付けされて久しいが、その内容は日常の診療業務としてスクリーニング検査、ファーストチョイス検査をはじめ、超音波誘導下による生検や腫瘍の治療を目的とするエタノール注入療法、内視鏡超音波診療など広範囲にわたるものとなっている。  さらに、昨年より使用認可されている造影剤の活用は、従来から繁用されているカラードプラ法、パワードプラ法などの血流動態解析の観察に加え、腫瘍の性状解析をも可能とされるに至り、画像解析評価法の開発も相乗して、超音波の利用は一段とその有用性が増してきている。― 自序より ―


 
主要目次 詳細な目次を見る
■第1章 超音波検査の変遷
 
■ 第2章 超音波の基礎  
  超音波の概要/超音波の送受信

■第3章 超音波診断装置
 探触子/送受信部/デジタルスキャンコンバータ/ モニタと記録装置/画像の調整/走査方式/
 特殊な探触子を用いた超音波診断装置

■第4章 超音波画像 
  Aモード/Bモード/Mモード/Dモード/ カラードプラモード/高調波映像法/デジタル画像/
  三次元表示/分解能/アーチファクト

■第5章 安全性と保守管理 
  安全性/保守管理

■ 第6章 超音波造影剤 
  臨床応用の始まりと経緯/ 微小気泡の役割と超音波診断装置との相互関係/ 超音波造影法/
  今後の展望

■ 第7章 解剖図譜 
  画像解剖図譜/超音波画像解剖図譜

■ 第8章 臨床画像の実践 ―70症例―
 
詳細な目次を見る

 
関連記事
最新・腹部超音波検査の実践(2008年3月刊)
日本超音波医学会 第76回学術集会