福島 嘘と真実

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[高田 純の放射線防護学入門シリーズ]
福島 嘘と真実

  ─東日本放射線衛生調査からの報告

著者:高田 純(札幌医科大学教授)

■A5判・並製 ■104頁
本体価格 1,200円(税別)
2011年7月25日発行
ISBN978-4-86003-417-7




世界の核災害調査結果との比較からわかる
福島の低線量事象
誤った政府介入による住民と家畜の被害が甚大
福島の核放射線は心配なく健康被害なし

 世界の核災害地と比べて、福島の放射線衛生上の実被害は極めて低い。より厳しい核被災地や核汚染地が復興したり、人びとが再定住している現実からしても、また、放射線防護学の見地からしても、福島県はもちろん、福島20キロメートル圏内も必ず人びとが暮らせるようになる。その日は遠くない。(本文より)


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著者略歴

主要目次
調査結果の概要
1 .2011年3月11日と直後
2 .震災当日から現地調査まで
3 .世界の核被災地調査で開発したポータブルラボ
4 .札幌〜仙台間の放射線衛生調査(4月6日、7日)
5 .福島県民の甲状腺ヨウ素量の検査(4月8日、9日)
6 .福島第一被災原子炉20キロメートル圏内調査
7. 危険な範囲から安全な範囲まで線量6段階
8 .福島の被災者にレベルC以上はいない
9 .東日本の放射線は最初の60日間で急速に減衰した
10.チェルノブイリにならなかった福島の理由
11.家畜を見殺しにした菅政府
12.あらためてチェルノブイリの健康被害
13.内部被曝 福島の低線量と科学
14.政府災害対策本部の科学上の誤りと危険
15.未曾有の核災害はウイグル、核の黄砂が日本全土に
16.核被災地は必ず復興できる
新宿医師会での講演と質疑応答
〈付録 世界の核災害〉
チェルノブイリ事故災害/スリーマイル島事故/東海村臨界事故/広島核爆発災害 ビキニ核実験災害/楼蘭周辺での核爆発災害


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