変革への挑戦
─転換期の放射線技師
 
著  者
:中村實 日本放射線技師会会長/鈴鹿医療科学技術大学理事長

■B6判・並製 ■332頁
本体価格 2,500円(税別)
2002年10月30日発行(復刻)
1992年10月22日発行(初版)
 


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『万能書店』
 
21世紀へ向けた新たなる決意と指針の書

 放射線技師をとりまく環境に,いま大きな変革が訪れようとしている。
 四半世紀を放射線技師のリーダーとして歩む著者の,自己変革を全うしえない医療社会へ向けられてきた批判は,同時に(社)日本放射線技師会躍進のエネルギーとなり,その間次々と打ち立てられる施策の実行力でもあった。そして,現代の奇蹟とさえいわれ,著者宿願の成果のひとつでもある鈴鹿医療科学技術大学の開学とその経緯に秘められた決意とは何か。医療教育改革に投ぜられたこの大きな波紋は,放射線技師に何をもたらしていくのであろうか。
 これら変革のゆくへと決意を,渾身の情熱を込めて書き下ろした最新の論評を中心に,近年の主要著述,講演等をまとめる。
 

 
主要目次 詳細な目次を見る
[第一部] 変革への挑戦
 私と放射線技師会─次の世代に夢を託して
 生涯教育をいかに有効に生かすか─学士号収得への道
 大学改革の行方と決意─人づくりこそが発展の基礎
 国際交流の心とかたち─日本人に国際交流は可能か
 放射線技師の教育制度を考える─真の技師教育制度の確立に向けて
 放射線技師の需要供給─バランスのとれた需要供給対策を探る
 身分法としての診療放射線技師法─診療放射線技師のあるべき姿とは
 日本放射線技師会をいかに運営するか─基本理念は定款第三条,四条に
 未来に向かって─余裕を持った会運営を

[第二部] 軌 跡
 鈴鹿医療科学技術大学開学への道
 五感に訴える時代の会運営
 教育と職制を考える
 国際協力の実践課題

[第三部]エッセイ