X線CTの先駆者
高橋信次伝
 
著  者
:岡田光治

■菊判・並製 ■400頁
本体価格 3,800円(税別)
2002年9月30日(復刻)
1995年12月25日発行(初版)
 


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『万能書店』
 
20世紀最大の医学発明といわれる「X線CT」の原理を,CTの登場(1972年)より四半世紀も前に発明した日本人がいた!

東奥賞,学士院賞(恩賜賞),文化勲章,スウェーデン王立科学アカデミーゴールドメダルに輝く不世出の医学者・高橋信次(東北大学医学部放射線科出身,弘前大学教授,名古屋大学教授,浜松医大副学長,愛知県がんセンター総長)の,放射線医学ひとすじに賭けた偉大な足跡と豊穣な人脈を追った渾身のドキュメント。
 
(356KB)
序章(P.5〜P.18)
 

 
主要目次
目次
序 章
       管鮑の交わり
       四時間の胃切除手術
       墓地の用意

第一章 美し故郷
       枕頭の誓い
       父の倒産
       母の棺に愛読書
       処女小説「くちゃ目の三公」
       小学時代の恩師を看取る
       古城原頭風寒く
       三度目の挑戦で二高へ

第二章 杜の都で
       絵にかいたような苦学生
       戦死した刎頸の友
       天の配剤か絶妙の師弟コンビ
       東北大学医学部・古賀良彦教授
       金ニナラナイ命ハアブナイ
       篤志家・池田直吉との出会い
       回転撮影法の構想
       雪の津軽へ

第三章 北の梁山泊
       もし生きて帰らばと
       今岡部隊長
       第二回東奥賞
       カテドラル(回転撮影法)が見える!
       七人のサムライ
       勇将の下に弱卒なし
       親の心にそむいてまでも
       39歳の宿題報告
       高橋先生のように生きたい