第1章 電源設備
Q1.なぜ電流は流れるのか
Q2.なぜ交流には正負の電圧があるのか
Q3.なぜ交流を直流に変えられるのか
Q4.なぜ送配電線は3本なのか
Q5.なぜ200Vや400Vの商用電源が得られるのか
Q6.なぜ電力は実効値で計算するのか
Q7.なぜ電力計算に力率が必要か
Q8.なぜ電圧/電流波形は歪むのか
Q9.なぜ接地線が必要か
Q10.なぜ接地線にみでは患者の安全が補償できないのか
Q11.なぜ受電部が単数でも多数の機器に給電できるのか
第2章 X線撮影・透視装置
1.X線源装置
Q1.なぜX線管は一種の電熱器といわれるのか
Q2.なぜターゲット角度を小さくできないのか
Q3.なぜ熱容量の単位にヒートユニットを使うのか
Q4.なぜ焦点外X線は回転陽極で顕著に現れるのか
Q5.なぜ収束電極を深くできないのか
Q6.なぜ解像力法は焦点寸法の測定法として公認されないのか
Q7.なぜ管電流波形が台形になるのか
Q8.なぜ陽極の高速回転が必用か
Q9.なぜ乳房撮影にMO管を使用するのか
2.単相・三相装置
Q10.なぜ管電圧制御は主に一次側で行うのか
Q11.なぜ管電圧は波高値,管電流は平均値で表示するのか
Q12.なぜ空間電荷補償が必要か
Q13.なぜ管電圧前示機構で傾斜補正が必要なのか
Q14.なぜ偏磁化防止投入が必要か
Q15.なぜサイリスタでは強制消弧必要か
Q16.なぜ三相高電圧装置のX線投入・遮断は難しいのか
Q17.なぜ自動露出制御装置を用いても写真黒化度が一定とならないのか
3.コンデンサ装置
Q18.なぜ三極X線管を用いるのか
Q19.なぜ電荷がmAsとなるのか
Q20.なぜ高電圧充電回路にコッククロフト回路を用いるのか
Q21.なぜ放電回路に直列抵抗を挿入するのか
Q22.なぜ移動型装置に用いられるのか
4.インバータ装置
Q23.なぜインバータ装置には数多くの種類があるのか
Q24.なぜ電圧形インバータを使用するのか
Q25.なぜ400V系の電源が推奨されるのか
Q26.なぜスイッチングで電力を制御するのか
Q27.なぜ方形波装置では出力周波数を固定できるのか
Q28.なぜ共振形インバータでは負荷条件により管電圧脈動率が変わるのか
Q29.なぜ並列共振形インバータ装置も使用されるのか
Q30.なぜ位相差制御PWMではチョッパ回路を必要としないのか
Q31.なぜ管電圧・管電流の制御をPID制御に依存するのか
Q32.なぜディジタル制御を行うのか
Q33.なぜ電力変換にIGBTを使用するのか
Q34.なぜ高周波では変圧器の徹損が大きいのか
Q35.なぜ高周波高電圧変圧器では分却・分巻きをするのか
第3章 映像・画像診断装置
1.映像装置
Q1.なぜ映像装置は多様化,または多目的化しているのか
Q2.なぜI.I.は輝度増幅ができるのか
Q3.なぜI.I.の画質は像辺縁で低下するのか
Q4.なぜ拡大モードでI.I.の解像度が向上するのか
Q5.なぜIIの性能評価にDQEが用いられるのか
Q6.なぜABCで透視・撮影条件を一定にできるのか
Q7.なぜ撮像管とCRTモニタの光点が同期するのか
Q8.なぜ走査線の水平解像度が帯域幅に比例するのか
Q9.なぜディジタル医用X線TV装置は高度な技術を要するのか
Q10.なぜパルスX線・順次走査モードを採用するのか
Q11.なぜ3極管制御が行われるのか
Q12.なぜDSAでは経静脈造影が可能か
Q13.なぜDSAでは時系列に画像補正ができるのか
2.デジタル画像装置
Q14.なぜアナログ量(値)はデジタル(値)へ等価変換できるのか
Q15.なぜデジタル画像は雑音に強いのか
Q16.なぜデジタル画像記録ができるのか
Q17.なぜデジタル画像ではAD変換器が重要か
Q18.なぜ種種の記憶装置(メモリ)が併用されるのか
Q19.なぜ高精細画像は多くの記憶容量を必用とするのか
Q20.なぜ画素数が少ないと画像にボケや偽像が生じるのか
Q21.なぜデジタル画像処理が行われるのか
Q22.なぜ撮像管から固体撮像素子CCDへ変わるのか
Q23.なぜデジタルX線画像装置の普及が遅れたのか
3.眼底写真装置
Q24.なぜ位置決めに赤外線を使用するのか
Q25.なぜフラッシュ光は瞳孔周辺を曝射するのか
Q26.なぜ固視標が必要か
第4章 X線CT装置
1.CTの画像再構成法
Q1.なぜ人体の周りにX線管を回転して横断面像が得られるのか
Q2.なぜ投影データにフィルタ処理をするのか
Q3.なぜ近リアルタイムで投影画像が得られるのか
Q4.なぜファンビームでも投影データが得られるのか
Q5.なぜ高速フーリエ変換を用いても思うように画像処理時間が減らないのか
Q6.なぜハーフスキャンを常用しないのか
Q7.なぜ空間分解能を上げると濃度分解能が低下するのか
Q8.なぜヘリカルスキャンが必要なのか
Q9.なぜヘリカルスキャンは180度補間を採用するのか
Q10.なぜ再構成間隔を狭くして画像枚数を増やせないのか
Q11.なぜマルチスライスCTでは画質がピッチに比例しないのか
2.画像評価とアーチファクト
Q12.なぜCT像を濃淡情報でCRT表示できるのか
Q13.なぜCT装置の性能評価には規格がないのか
Q14.なぜ対象物によってCT値に変動が生じるのか
Q15.なぜ検出器の校正が必要なのか
Q16.なぜ装置間で低コントラスト分解能を比較するのが難しいのか
Q17.なぜノイズの測定にCT値の精度が要求されるのか
Q18.なぜヘリカルスキャンのスライス厚やZ軸分解能の測定が難しいのか
Q19.なぜ画像にアーチファクトが表れるのか
Q20.なぜCTの被曝線量は一般撮影の被曝線量と比較できないのか
第5章 MR装置
1.NMR現象とパルスシーケンス
Q1.なぜ水素原子が映像化の対象となるのか
Q2.なぜ回転するスピンをベクトルで表せるのか
Q3.なぜ緩和時間にはT1とT2があるのか
Q4.なぜラーモア周波数のRF波で飽和が起きるのか
Q5.なぜスピンエコー法では90゜パルスと180゜パルスが必用なのか
Q6.なぜ反転回復法では励起の前にスピンを反転させるのか
Q7.なぜグラジエントエコー法ではTRを短くできるのか
Q8.なぜ高速SE法ではSE法より撮像時間の短縮ができるのか
Q9.なぜスライス選択するために傾斜磁場が必要なのか
Q10.なぜ空間のエンコーディングには周波数方向と位相方向があるのか
Q11.なぜ撮像は位相エンコード方向のマトリックス数だけ繰り返すのか
Q12.なぜエコープラナー法は最も高速な撮像法なのか
Q13.なぜS/N比にはボクセルサイズ,加算回数,バンド幅が関係するのか
2.MR画像とアーチファクト
Q14.なぜ画像を“T1強調画像”“T2強調画像”と呼ぶのか
Q15.なぜ血流を画像化できるのか
Q16.なぜグラジエントエコー法では血流の信号が強調されるのか
Q17.なぜ造影剤にガドリニュームを用いるのか
Q18.なぜモーションアーチファクトは位相エンコード方向に発生するのか
Q19.なぜFOVを小さくすることに制限があるのか
Q20.なぜ化学シフトがアーチファクトの原因になるのか
Q21.なぜ超伝導MRI検査室内には酸素モニタがついているのか
3.MR装置の構造
Q22.なぜRFパルスを加えると高周波磁場が回転するのか
Q23.なぜRF信号波は搬送波で伝播しなければならないのか
Q24.なぜFIDは減衰振動するのか
Q25.なぜループコイルやサドルコイルで3次元の傾斜磁場ができるのか
Q26.なぜ傾斜磁場コイルは大きな音をだすのか
Q27.なぜシミングが必要なのか
Q28.なぜアクチブシールド傾斜磁場コイルが必要なのか
Q29.なぜプリスキャンが必要なのか
Q30.なぜ直角位相(QD)コイルを用いるとS/N比が高くなるのか
Q31.なぜサーフェスコイルはS/N比が高いのか
Q32.なぜ中磁場装置が脚光を浴びてきたのか
4.高速GRE(gradient echo)と三次元画像表示法
Q33.なぜ血流画像の撮像に流速補正が必要なのか
Q34.なぜPC法ではフローエンコード傾斜磁場を印加するのか
Q35.なぜ3DTOFでは前処理パルスが必要なのか
Q36.なぜ部分エコー法を用いるのか
Q37.なぜMRAに三次元画像表示が必要なのか
第6章 超音波画像装置
Q1.なぜ音は真空中を伝わらないのか
Q2.なぜ超音波が画像診断に利用できるのか
Q3.なぜプローブは超音波の発生と検出ができるのか
Q4.なぜ特定方向のみに超音波の放射が可能なのか
Q5.なぜエコー(反射波)に強弱が生じるのか
Q6.なぜ超音波は減衰するのか
Q7.なぜ超音装置では超音波のパルス波を用いるのか
Q8.なぜ超音波断層像はBモードと呼ばれるのか
Q9.なぜ超音波断層像は方向によって分解能が異なるのか
Q10.なぜ超音波画像は矩形に表示しないのか
Q11.なぜ主に電子走査が用いられるのか
Q12.なぜ超音波には多くの画像処理が加えられるのか
Q13.なぜいろいろなアーチファクトが生じるのか
Q14.なぜ超音波ドプラには種類がいろいろあるのか
付 録
1. 変圧器の原理
2. 共振回路の原理と応用
3. 機器工学のための自動制御
4. 指数関数と複素数
5. CTの画像再構成
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