『改訂新版』
2005年10月刊行
あなたと患者のための
放射線防護 Q&A
 
著  者:草間朋子 大分県立看護科学大学学長
     (前・東京大学医学部放射線健康管理学教室 )



■A5判・並製 ■144頁
本体価格 2,500円(税別)
1996年10月1日発行(初版)
1997年1月10日発行(第二版)
ISBN4-900770-52-3
 

放射線の影響と被曝に関する臨床現場からの質問に対し,明快な解答と詳細な解説を付し,さらに防護と管理のあり方を示す。


 
主要目次
1. 放射線の人体への影響についての基礎
2. 医療領域で使われる放射線の量
3. 妊娠と放射線診断
4. 放射線診断と白血病との関係
5. 放射線診断と遺伝的影響
6. 放射線被曝と皮膚障害
7. インビボ核医学検査を受けた患者の被曝と排泄物などの取扱いは?
8. 医療被曝に対する最適化とは?
9. 放射線診療従事者とは?放射線診療従事者の法令上の義務は?
10. 透視を伴う検査などを行う場合の医療従事者の放射線被曝
11. 女性の放射線作業について──女性の放射線感受性は高いか?
12. 不必要な,あるいは過剰な放射線防護方策がとられているのでは?
13. 低線量放射線の影響をどのように考えるか?
14. 放射線作業者の疫学調査と労災補償
15. 医療被曝を考える

 ■コラム ■用語解説


コラム
・「はかるくん」を使ってみませんか。
・サーベイメータの使い分け
・国際放射線防護委員会(ICRP)
・子供の放射線感受性
・非電離放射線の安全基準
・医療被曝についての患者への説明
・放射線誘発がんの生涯確率
・チェルノブイリ原子力発電所の事故後の周辺住民の健康影響
・原子力発電所の事故時に備えて,
  何故,安定ヨウ素剤が備蓄されているか
・医療用の放射性固体廃棄物の行方
・インビボ核医学検査を受けた母親の授乳制限
・がん,ガン,癌
・ホールボディカウンタ
・医療従事者の防護メガネ,甲状腺用プロテクタは必要か
・非電離放射線
・個人モニタの装着部位
・規制免除と規制除外
・医療監視
・因果関係ありというためには
・病院内の放射線管理体制
 

 
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