腹部臓器相関
胆道をめぐる臓器相関について

 
編  集:腹部臓器相関研究会
著  者:堀口祐爾・他



■B5判・並製 ■152頁
本体価格 5,000円(税別)
1996年9月11日発行

ISBN 4-900770-46-9
 
症例検討を中心に,胆道をめぐる臓器相関を考察。


 
主要目次
第一章 胆道と肝の相関
 1.閉塞性黄疸における減黄率と肝線維化
 2.胆管炎による肝の病態
  ・肝門部胆管癌,肛門型胆嚢癌における術前肝内区域性胆管炎と肝切除後肝不全
 3.胆道と肝の相関
  ・胆石肝炎における病態
 4.肝硬変症における胆石発症
 5.門脈圧冗進症と胆石形成に関する臨床的および実験的検討
 6.まとめ

第二章 胆道と膵の相関
 1.胆道と膵
 2.胆道原性急性膵炎の病態
 3.胆石症と慢性膵炎
 4.膵・胆管合流異常と膵炎
 5.原発性硬化性胆管炎と膵障害
 6.PSCと膵炎
  ・PSCと膵炎の同時発症例と異時発症例
 7.まとめ

第三章 胆道と消化管の相関
 1.消化管ホルモンと胆道疾患
 2.傍乳頭部憩室と胆道疾患
 3.傍乳頭部憩室と胆道疾患
  ・ERCP時に内視鏡的に診断された自験例の検討から
 4.胃切除後の胆石形成について
  ・Oddi括約筋機能の変化
 5.胃切除後の胆道系の変化について
  ・経静脈性胆道造影(DIC)による胆道系の評価
 6.潰瘍性大腸炎と胆道疾患
 7.胆摘後の大腸癌発生について
 8.まとめ