書評
水野 肇
医療・福祉
科学の方法
基礎と実例で示すテクニック
 
編  著:足立  明(岡山大学名誉教授)
     福本 安甫(九州保健福祉大学教授)
     前田 和彦(九州保健福祉大学助教授)



■A5判・並製 ■240頁
本体価格 2,300円(税別)
2003年10月1日発行
ISBN4-86003-321-3
 
 論文作法,情報収集,実験系の確立,統計処理から,関連諸学の実践的方法論まで、科学する楽しみがつまった一冊。
 日常の何気ない疑問を出発点として科学すれば,あなたも明日から情報の発信者。

(24KB)
序 論  科学するとはどういうことか?
(P.5〜P.11)
 

 
はじめに
 
序論より抜粋
著者紹介 (17KB)
 
 
主要目次
はじめに 足立 明、福本安甫、前田和彦

序 論 科学するとはどういうことか? (福本 安甫)
第1部 論文作法 (足立  明)

第2部 研究の道具としての方法
 第1章 自然の探究と実験技術 (川北 一彦)
 第2章 調査研究 (三宅 邦建)
 第3章 データ分析 (三宅 邦建)
 第4章 情報処理・コンピュータリテラシー (佐藤  匡)

第3部 諸学のアクチュアリティ
 第1章 哲学:現代哲学の方法―科学と哲学のあいだ
(栗栖 照雄)
 第2章 心理学:やる気を生み出す、やる気を支える
(梶原 佳子)
 第3章 医事法学(判例解釈):「新疾病ゴジラG」
誤診事件の判例解釈 (前田 和彦)
 第4章 医事法学(条文解釈):医療と自己決定権
(黒澤 英明)
 第5章 医療社会学:生殖医療と家族らしさのゆくえ
(山西 裕美)
 第6章 社会福祉学:社会福祉政策の転換による
社会福祉計画策定の視点 (小坂善治郎)
 第7章 薬理学:新規薬物モスラCの高血圧治療薬としての
有効性の検討 (山本 隆一)
 第8章 免疫学:免疫研究に威力を発揮するモノクローナル
抗体の作製および応用における科学実験
(池脇 信直)
 第9章 解剖学:形態の裏に潜む真実を探る(岩本壮太郎)
 第10章 小児科学:新しい奇形症候群の検索と報告
(大堂 庄三)
 第11章 診療放射線学:放射線の物理特性および線量評価
(大谷 浩樹)
 第12章 言語聴覚コミュニケーション学:小児聴覚障害研究
の展望と課題 (倉内 紀子)
 第13章 リハビリテーション学:非利き手書字に関する研究
 (立石 修康/中山 広宣)
 第14章 柔道整復学:献体観察によるヒト顎関節の
解剖学的特徴 (白石 洋介/春原  博)
著者紹介
 
 

 
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