病院管理者必携
放射線危機管理マニュアル
 
監  修:中村 實 (ISRRT世界放射線技師会前会長/ 社団法人日本放射線技師会会長 )
監  訳
:社団法人日本放射線技師会

■B5判・ビニール装 ■200頁
本体価格 2,500円(税別)
2001年4月2日発行
ISBN4-86003-300-0
 

絶版(2008年4月18日)

日本放射線技師会雑誌増刊号(Vol.48 第578号)
『放射線技師の保健安全マニュアル』を単行本化!

医療人に求められる高い職業倫理,実効性,論理の一貫性,そして細部にわたる注意に裏打ちされた医療施設安全管理のグローバルスタンダード。放射線のみならず,熱,超音波,MRI,レーザー設備,圧力設備など,医療施設で働く診療放射線技師が日常関与するであろう分野をほとんどカバー。

本書の特色と活用法
*病院の安全管理および危機管理に関する原理・原則が述べられているので,安心して読める(本書に則った危機管理を施行すれば大きな誤りを犯すことはまずない)。
*各施設の工夫の余地がある(具体的対応は各自の腕のみせどころである)。
*診療放射線技師が安全管理の指針を立てるための手引きとなる。
*医療施設における安全管理の手引きとして,病院長などの施設管理者にとってきわめて有用といえる。


 
主要目次
第I部 電離放射線施設での安全性
 第 1 章 診療放射線における照射装置の安全性
 第 2 章 放射線治療における照射装置の安全性
 第 3 章 放射性物質と核医学の安全性

第II部 非電離放射線施設での安全性
 第 4 章 電気および高電圧設備の安全性
 第 5 章 MRI設備の安全性
 第 6 章 レーザー設備の安全性
 第 7 章 圧力設備の安全性
 第 8 章 超音波設備の安全性

第III部 危険物の安全な取り扱い
 第 9 章 化学薬品とその放出ガスの安全性
 第10章 薬剤処方の安全性
 第11章 火災に関する安全性
 第12章 危険な廃棄物に関する安全性
 第13章 熱に関する安全性

第IV部 患者の安全な扱い方
 第14章 伝染病患者を扱う際の安全性
 第15章 患者移動の際の安全性

第V部 作業環境に伴う安全性
 第16章 暗い場所での作業の際の安全性
 第17章 事務室における安全性
 第18章 衛生設備に関する安全性

第VI部 事故報告と医療調査
 第19章 災害,事故の分析と報告書の作成
 第20章 放射線従事者に対する医学調査