診療放射線技師として習得すべき放射線の生物影響を,分子レベル,細胞レベル,組織レベル,そして個体レベルで,できるだけ平易に記述した。また,今後ますます重要になってくる放射線治療について,その基礎をなす腫瘍放射線生物学の教科書としても対応できるよう本文の半分近くを充てている。