単純写真の臨床的意義とはなにか? その画像からなぜそれが見え,わかるのか? いろいろな所見の本質を知り,総合判断を養うにはどうすればよいのか? こうした疑問に対し,画像のモダリティジャンルを越え,基礎医学と臨床医学に通徹したgeneral radiologyの数少ない具現者である著者が単純写真の読影プロセスをつぶさに再現。斬新なシェーマと鮮明多彩な写真構成による,これまでに例のない天地見開きスタイルで学ぶ画像診断の真髄。