改訂増補版 放射線科医のものの見方・考え方
 







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改訂増補版
放射線科医の
ものの見方・考え方
 画像を理論的・病態生理学的に理解したい
 学生/技師/研修医/医師のために


著 者: 今西 好正・小谷 博子
  (聖マリアンナ医科大学 放射線医学教室)

■A4判・並製 ■368頁
本体価格 10,000円(税別)
2009年4月10日発行(初版)
2012年8月17日発行(改訂増補版)
ISBN978-4-86003-426-9


・単純写真の臨床的意義とはなにか?
・その画像からなぜそれが見え,わかるのか?
・いろいろな所見の本質を知り,総合判断を養うにはどうすればよいのか?

 こうした疑問に対し,画像のモダリティジャンルを越え,基礎医学と臨床医学に通徹したgeneral radiologyの数少ない具現者である著者が単純写真の読影プロセスをつぶさに再現。斬新なシェーマと鮮明多彩な写真構成による,これまでに例のない天地見開きスタイル(A3サイズ)で学ぶ画像診断の真髄。


改訂増補版では以下の項目を主に改めました。
●新たに腎臓泌尿器系についての項目を加えました。腎臓腫瘍は,主に新WHO分類に準拠。
●肺疾患のCT画像の症例を増やしてより理解しやすくしました。さらに,鑑別診断の項目についても再検討して改訂しました。
●骨疾患について,項目や挿し絵を増やしてより理解しやすくし,症例も増やしました。骨腫瘍は,主に新WHO分類に準拠。


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推薦 聖マリアンナ医科大学教授
日本放射線科専門医会・医会理事長
中島 康雄
著者略歴
私の読影の仕方について
放射線

主要目次 詳細な目次を見る
1.X線写真の成り立ち
 1.ものの濃度
 2.散乱線の影響

2.胸部
 1.胸部X線の基本(1)正常構造,ものが写る条件など
 2.胸部X線の基本(2)側面像の勧め
 3.胸部X線の基本(3)心縦隔陰影の見え方と異常
 4.胸部X線の基本(4)横隔膜…発生,正常構造と異常
 5.無気肺,胸水など
 6.肺病変…病態と画像所見
 7.心陰影拡大
 8.心の血行動態と異常
 9.心大血管の発生と奇形

3.頭頸部・胸部の動脈
 発生と正常変異

4.腹部
 1.腹部X線の基本(1)腹部腫瘤
 2.腹部X線の基本(2)消化管ガス像(正常と異常)
 3.腹部X線の基本(3)腹水とfreeair
 4.腹膜の構造と病変の拡がり
 5.胃の構造と慢性胃炎
 6.静脈・腹部臓器の発生
 7.腹部静脈の異常
 8.消化管の回転と異常

5.腎臓・泌尿器系の成り立ちと疾患
 1.腎臓・泌尿器系の正常構造,発生,疾患
 2.腎臓の組織の違いと疾患
 3.その他

6.骨軟部
 1.骨の発生と骨病変
 2.関節の構造と異常
 3.その他


索引(PDF)

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