虎の巻 低線量放射線と健康影響


改訂版
2012年11月→
虎の巻
低線量放射線と健康影響

 先生、放射線を浴びても大丈夫?
 と聞かれたら

編著者: 独立行政法人 放射線医学総合研究所
編集責任者: 土居 雅広/神田 玲子/米原 英典/吉永 信治/島田 義也



■A5判・並製 ■228頁
本体価格 2,500円(税別)
2007年7月23日発行
ISBN978-4-86003-377-4


産業医をはじめ放射線防護の関係者を対象に,新たに職業被ばくの範疇となった航空機乗務などの事例を参考に,リスクコミュニケーションの視点から低線量放射線の健康影響に関する具体的な回答例を解説。さらに,科学的根拠となる論説を加えた「放射線規制科学研究」の最新の知見を集成した。

■快適に、安心して生活するために■
 放射線は,今や私たちの生活と切り離せなくなっています。診断や治療で受ける医療放射線から,海外旅行の航空機で受ける宇宙線やラジウム温泉で浴びる自然放射線まで,実にさまざまな機会に放射線と遭遇します。
 私たちは日常生活でどれぐらいの放射線を浴びているのでしょうか? ごくわずかな量の放射線は本当に安全なのでしょうか? 本書はこれらの素朴な疑問に答えるとともに,放射線を安全に利用するために定められている規制の仕組みをわかりやすく解説します。
独立行政法人 放射線医学総合研究所 理事長
米倉 義晴


第1章 一夜漬け「放射線の健康影響」(100KB)
第3章 虎の巻「低線量放射線の健康影響に関する一問一答」(32KB)

故土居雅広さんに捧ぐ
はじめに
編集責任者・執筆者一覧

編集責任者プロフィール

主要目次 詳細な目次を見る
(PDF 19KB)
序 章 変貌しつつある職業被ばくの範疇
第1章 一夜漬け「放射線の健康影響」
第2章 規制者も事業者も産業医も猛勉強「低線量放射線の健康影響」
第3章 虎の巻「低線量放射線の健康影響に関する一問一答」
終 章 化学物質のリスクコミュニケーションに学ぶ
附属書 A: フランス科学・医学アカデミー「低線量電離放射線の発がん影響評価と線量−反応関係」最重要点の概要
附属書 B: 米国科学アカデミー研究審議会の電離放射線の生物学的影響に関する委員会(BEIR委員会)「低レベル電離放射線被ばくの健康リスクBEIR-VII-phase 2」重要点の要約

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