目次:胃造影検査と診療放射線技師

ご存じですか? 日本消化器画像診断情報研究会

文献の意義

読影勉強会につて

第 1 章 硫酸バリウム造影剤
1 .造影剤とX線検査の経緯
2 .胃造影を考える基調
3 .硫酸バリウム造影剤の定義および条件
4 .消化管X線造影剤大別
5 .硫酸バリウム造影剤管理等について
6 .硫酸バリウム造影剤の現状
7 .高濃度低粘性バリウム
8 .造影剤の理解
9 .バリウム移動(流し)について
10.硫酸バリウム用語(提案)
11.ゾル製剤、粉末製剤との比較
12.造影剤選定の条件
13.粘度分布と粘性の関係
14.付着に影響を与える因子
15.バリウム内の微生物
16.バリウム投与の禁忌被検者
17.被検者にバリウム投与を慎重に行う
18.バリウム投与による副作用
19.発泡剤使用注意事項
20.バリウム造影剤についての総記
21.薬剤前処置(消化管蠕動抑制剤)


第 2 章 X線検査法の原点
検査序論
1 .受検者への思いやり
2 .言葉について
3 .検査を始める前に
4 .検査の心得
5 .胃X線検査法
6 .造影剤(バリウム)について
7 .現在開発されている造影剤
8 .間接標準撮影法の生い立ち
9 .胃集検間接撮影学(学会勧告基準)
10.消化管「がん」について
11.画像情報の役割
12.画像読影について
13.早期胃がんのX線画像情報の知識
14.撮影時の基本的注意事項
15.撮影時の透視観察要点
16.X線画像の見方(1)
17.X線画像の見方(2)
18.X線検査の手技とコツを学ぶには
19.切除胃標本検討の意義
20.遠隔X線TV装置
21.撮影の要点
22.画像情報について
23.正常・異常を見分ける眼を養うには
24.技師検査報告書(レポート)の考え方
25.読影と撮影
26.胃X線撮影する技師
27.結語

第 3 章 反復学習のまとめ
1 .消化管検査の現況
2 .検査の現状について
3 .スポーツと消化管検査
4 .原点の基本
5 .X線装置
6 .胃X線検査とは
7 .消化管検査担当者として
8 .検査と読影の学習
9 .精度管理の基本的考え方として
10.早期胃癌研究会創立の経緯
11.日本消化管画像診断情報研究会
12.日本消化器集団検診学会への提起

第 4 章 その他の事項
1 .健診と検診
2 .がん検診における検査の位置付け
3 .胃がん検診
4 .胃がん検診専門技師誕生の経緯
5 .愚考すること――提言
6 .消化管検査の法律問題
7 .これだけは知っておきたい胃がんの分類

付 録
基本撮影法の要点・チェックポイント
―図示による解説―
■胃ルチーンX線検査法の基本
 粘膜像・レリーフ
 食道
 立位正面充満像
 充盈像
 二重造影
 背臥位第一斜位二重造影像
 背臥位第二斜位二重造影像
 背臥位第二斜位二重造影像
 立位第一斜位像
 圧迫像
 前壁二重造影手技
 体型と胃の形態
 胃X線画像とは検査の目的部位が描写されている
 上部消化管検査習得について
 二重造影法の技術
 薬剤前処置(消化管蠕動抑制剤)