核医学安全基礎読本 4 放射免疫測定法

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核医学安全基礎読本4
放射免疫測定法

著者: 渡邉 直行
      元国際原子力機関 原子力科学応用局ヒューマンヘルス部核医学課高等医官
国際原子力機関 原子力科学応用局ヒューマンヘルス部コンサルタント

■A5判・並製 ■192頁
本体価格 7,000円(税別)
2020年1月15日発行
ISBN978-4-86003-116-9

1977年にノーベル生理学・医学賞を受賞することになった放射免疫測定法は、放射性同位元素を標識した分子の助けを借りて微量の生物学的物質を測定する技術です。『核医学安全基礎読本』シリーズの第4巻である本書『放射免疫測定法(Radioimmunoassay)』では,その基本的な原理、測定キットである体外診断用放射性医薬品の取り扱い、検査の品質・精度管理およびその体制の評価、そして技術的に大変興味深い非放射免疫測定法について、核医学に係る医療関係者や初学者が理解できるように説明を試みています。(序文より抜粋)


主要目次 詳細な目次を見る
[.放射免疫測定法
1.抗原と抗体
2.抗原抗体反応
3.放射免疫測定法
4.125Iのタンパク質への標識方法
5.体外診断用放射性医薬品
6.精度マネジメント
7.非放射免疫測定法(Non-RIA)概要
8.検体検査に精度保証を評価する立入検査など


索引

●著者からの情報提供●
・p.43表内の下垂体機能検査の体外放射性医薬品,IGF(Insulin-like Growth Factor)-1(ソマトメジンC)IRMA 「第一」は最終基準日2022年3月31日をもって販売中止。
・p.44表内の副甲状腺機能検査の体外放射性医薬品,Whole PTH 「住友」は最終基準日2020年3月27日をもって販売中止。
・p.45表内の副甲状腺機能検査の体外放射性医薬品,Fragment PTH IRMA「エスエムエル」及びエルザ・インタクトPTH・キットは最終基準日2020年12月25日をもって販売中止。
・p.44表内の甲状腺機能検査の体外放射性医薬品,リアグノストTBGは最終基準日2020年12月25日をもって販売中止。
・p.46表内の膵・消化管機能検査の体外放射性医薬品,C-ペプチドキット「FR」IIIは最終基準日2021年3月31日をもって販売中止。
・p.46表内の膵・消化管機能検査の体外放射性医薬品,ガストリン・リアキットIIは最終基準日2022年3月31日をもって販売中止。
・p.46表内の膵・消化管機能検査の体外放射性医薬品,グルカゴン RIA「SML」は最終基準日2022年3月31日をもって販売中止。
・p.48表内の副腎機能検査の体外放射性医薬品,スパック-S-アルドステロンキットは最終基準日2021年3月31日をもって販売中止。
・p.48表内の副腎機能検査の体外放射性医薬品,コルチゾール・キット「FR」は最終基準日2022年3月31日をもって販売中止。
・p.49表内の腎・血圧調節機能検査の体外放射性医薬品,レニンIRMA「FR」は最終基準日2022年3月31日をもって販売中止。
・令和2年度診療報酬改定に係る部分のうち、8.2放射免疫測定法に係る令和2年度診療報酬点数と指導・監督や施設基準適時調査と8.2.1放射免疫測定法に係る令和2年度診療報酬点数をアップデートいたします。→●
・令和3年9月保険収載された体外診断用放射性医薬品VGCCAbRIA「コスミック」の追加ならびに令和3年10月1日の時点での販売中止をアップデートいたします。→●


正誤表(PDF)
第一版第1刷(2020年1月15日発行)に誤りがありました.ここに訂正しお詫びいたします.(2020.8.25)