空気と水と放射線 ―切ろうにも切れない放射線との関係


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空気と水と放射線
―切ろうにも切れない放射線との関係

著者: 下 道國(藤田医科大学大学院客員教授)

■A5判・並製 ■124頁
本体価格 2,800円(税別)
2019年10月22日発行
ISBN978-4-86003-113-8


福島原発事故が大きな要因となって、現在、原子力の利用そのものが問われ、忌避される雰囲気にあることは間違いないでしょう。それは、人体への放射線の影響についての量的な面での理解が的確になされていないことが最大の理由なのではないでしょうか。本書では、基礎的な重要事項はもちろんですが、それよりも線量の意味するところ、さまざまな線量、放射線が人体に与える影響のメカニズム、またさまざまなリスクと放射線のリスクとの比較など、多くの書籍や雑誌の記事なども参考にしながら記しました。(「はしがき」より)

はしがき

主要目次 詳細な目次を見る(PDF)
第1章 放射線って何だ
第2章 線量って何だ
第3章 1ミリシーベルトってどんな意味があるのか
第4章 自然放射線とそれによる線量
第5章 福島原発事故による線量
第6章 放射線の健康影響を正しく理解しよう
第7章 放射線のリスクとはどれぐらいのものか
第8章 自然放射線のリスクはどれほどか
第9章 人間の性(さが)
■福島原発事故/放射線に対する不安の心理/専門家と非専門家/放射線と向き合う

正誤表(PDF)
第一版第1刷(2019年10月22日発行)に誤りがありました.ここに訂正しお詫びいたします.(2020.6.30)